木偶坊の美探求流浪記 そして酒場と食と人を求めての旅
by sanmu39
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シルクロードの旅その十
絲綢之路Ⅹ
スバシ故城西の大寺
クチャの北方23km、クチャ側の両岸にまたがり7千㎡にも及ぶ、西域最大規模の仏教寺院「昭怙厘大寺(しょうこりだいじ)」の遺跡がある。土地の人はスバシ故城と呼んでいる。スバシとはウイグル語で「水源」という意味である。乾いた大地を断ち割るように幅4kmの涸川の対岸に遠望できるクチャ河が流れており、その両側に西の大寺と東の大寺の広大な寺院遺跡が広がる。今回は西の大寺へアタックである。
鳩摩羅什は「帛純王の新寺、雀梨大寺で仏教を研鑽した」といわれ、玄奘三蔵の記述にも「昭怙厘大寺」として記されている。スバシ故城はこの雀梨大寺あるいは昭怙厘大寺の遺跡ではないかといわれており、クチャ川を挟み東西に二つ(東の大寺と西の大寺)の巨大な伽藍跡が今なお現存している。仏塔の遺跡の前にたたずみ、「妙法蓮華経」を唱えると鳩摩羅什の故郷、言うなれば「妙法蓮華経」の故郷に来たという実感が沸いてくる。
9世紀になりチベット人が侵入、13世紀からはイスラム教が入ったことにより廃墟となる。20世紀(1907年)に大谷探検隊が舎利箱を発見、現在は上野の東京国立博物館にある。フランス隊も舎利箱を発見した。
この大寺で研鑽、修行した聖地は四方見渡す限り「無の空虚」の世界なり。
西の仏塔
今回のアタックはウルムチ(烏魯木斉)、カシュガル(喀什)、ヤルカンド(莎車)、ホータン(和田)、ニヤ(民豊)、クチャ(亀茲)の天山北路、南路、西域南路のディープな流路であった。
人間の源流の血を垣間見れたように思う。そして何より、自身の心のリセットができ、新しい血がみなぎったようである。人間、自然との共生がいかに大切であるか悟ったのである。
スバシ故城西の大寺
クチャの北方23km、クチャ側の両岸にまたがり7千㎡にも及ぶ、西域最大規模の仏教寺院「昭怙厘大寺(しょうこりだいじ)」の遺跡がある。土地の人はスバシ故城と呼んでいる。スバシとはウイグル語で「水源」という意味である。乾いた大地を断ち割るように幅4kmの涸川の対岸に遠望できるクチャ河が流れており、その両側に西の大寺と東の大寺の広大な寺院遺跡が広がる。今回は西の大寺へアタックである。
鳩摩羅什は「帛純王の新寺、雀梨大寺で仏教を研鑽した」といわれ、玄奘三蔵の記述にも「昭怙厘大寺」として記されている。スバシ故城はこの雀梨大寺あるいは昭怙厘大寺の遺跡ではないかといわれており、クチャ川を挟み東西に二つ(東の大寺と西の大寺)の巨大な伽藍跡が今なお現存している。仏塔の遺跡の前にたたずみ、「妙法蓮華経」を唱えると鳩摩羅什の故郷、言うなれば「妙法蓮華経」の故郷に来たという実感が沸いてくる。
9世紀になりチベット人が侵入、13世紀からはイスラム教が入ったことにより廃墟となる。20世紀(1907年)に大谷探検隊が舎利箱を発見、現在は上野の東京国立博物館にある。フランス隊も舎利箱を発見した。
西の仏塔
今回のアタックはウルムチ(烏魯木斉)、カシュガル(喀什)、ヤルカンド(莎車)、ホータン(和田)、ニヤ(民豊)、クチャ(亀茲)の天山北路、南路、西域南路のディープな流路であった。
人間の源流の血を垣間見れたように思う。そして何より、自身の心のリセットができ、新しい血がみなぎったようである。人間、自然との共生がいかに大切であるか悟ったのである。
by sanmu39
| 2009-01-30 07:49
| 世界の旅
|
Comments(3)
Commented
by
salzburg-info at 2009-01-30 21:44
sanmuさま。
写真一枚一枚の奥行きに吸い込まれていきそうです。
いつかは、行ってみたいシルクロード・・・
素晴らしいです☆。☆
何日間の日程で行かれたのですか? 長期で行けるのが理想です。。
lara
写真一枚一枚の奥行きに吸い込まれていきそうです。
いつかは、行ってみたいシルクロード・・・
素晴らしいです☆。☆
何日間の日程で行かれたのですか? 長期で行けるのが理想です。。
lara
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Commented
by
sanmu39 at 2009-02-02 07:35
laraさんへ。
10日間の旅でした。いまだ観光化されてない場所に行くと自分の存在を忘れてしまうくらい素晴らしいですよ!長期で休暇を作ることは難しいですが、ゆっくりとした時間と共に過ごすことは良いですよ。
10日間の旅でした。いまだ観光化されてない場所に行くと自分の存在を忘れてしまうくらい素晴らしいですよ!長期で休暇を作ることは難しいですが、ゆっくりとした時間と共に過ごすことは良いですよ。
Commented
by
salzburg-info at 2009-02-03 19:36