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木偶坊の美探求流浪記 そして酒場と食と人を求めての旅


by sanmu39

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鮭立の磨崖仏<福島県大沼郡金山町山入鮭立>

山水人和
鮭立集落にある細長い洞窟の中に、会津地方でただ1ヶ所の磨崖仏群像がある。
第三紀層凝灰岩に彫られている像の高さは約15センチから60センチまでの厚肉彫りで、不動明王を中心とした大小さまざまの51体ある。
鮭立の磨崖仏<福島県大沼郡金山町山入鮭立>_f0181746_10323494.jpg


天明(江戸時代)の飢饉による痛ましい被害状況を見て、止住(しじゅう:ある場所にとどまって住むこと)していた修験者「法印宥尊」が発願し、五穀豊穣と疫病退散を祈って作り始め、更にその志を継いだ「法印賢誉」の代に完成したと伝えられている。
修験道の主尊である不動明王を中心に置いて、如来・菩薩・明王・天部の格尊像が配置されています。
天部の尊像である荼枳尼天(だきにてん)、飯綱権現(いづなごんげん)、九頭竜権現(くずりゅうごんげん)、鬼子母神(きしぼじん)、弁財天(べんざいてん)、閻魔大王(えんまだいおう)などは県内唯一のものと思われる。特に深沙大将(じんじゃだいしょう)は全国的にも珍しく臼杵石仏群(大分県)に一体あるだけだと言われている。
鮭立の磨崖仏<福島県大沼郡金山町山入鮭立>_f0181746_1033093.jpg
鮭立の磨崖仏<福島県大沼郡金山町山入鮭立>_f0181746_10331036.jpg


天明の大飢饉があった江戸中期の1782年~1788年にかけて発生した江戸四大飢饉の1つである。多分にその時代の磨崖仏群であろう。正に時代に次がれた祈りであり、今の時代に必要な誠心である。
現代の自然界で「風や雨」が煙たがられている場面があるが「五風十雨」の在り方を感謝しなければいけない。山水人和という言葉があるが、山と川の調和、自然界と人との調和を知り、育んでいく世界感を持つ人間が素晴らしいことでもある。

鮭立の磨崖仏<福島県大沼郡金山町山入鮭立>_f0181746_10333838.jpg
洞窟より眺めた集落
by sanmu39 | 2010-05-07 10:34 | 日本古禮の旅 | Comments(0)