木偶坊の美探求流浪記 そして酒場と食と人を求めての旅
by sanmu39
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古梅園を訪ねてその弐<奈良県奈良市>
墨は生きている
墨は磨り下ろして生きる。
古い墨は何十年何百年前の職人の掌を感じながら摩り下ろす。ストイックではあるが、心と体の精神が融合し、墨の中に入ることができるのである。
古梅園貯蔵の古墨を見せていただいた。古墨とは前段でもふれたが、膠が枯れて墨が落ち着く。画仙紙にもよるが筆で書くと枯れた墨が水分と煤に別れエッジによって表現でき、古墨の色をなす。
「金菊御紋墨」寛政元年寒製(1789年)江戸時代
「霞光墨」文久2年寒製(1862年)江戸時代
「墨鎮蒔絵墨」享和2年寒製(1802年)江戸時代
「延喜式墨」正徳3年寒製(1713年)江戸時代
「書記墨」天明5年寒製(1785年)江戸時代
「古松墨」元禄6年寒製(1693年)江戸時代
「図南鵬翼(となんほうよく)」いい字である。(※いい字とうまい字は違う。いい字は観ていて飽きない。そして作者の心を感じる。うまい字は観続けると飽きる。そして作者の欲が映る。)意味は大きな志のたとえ。「図南」は南の海(南冥なんめい)に行くことをはかる意。「鵬」はおおとり。
墨は磨り下ろして生きる。
古い墨は何十年何百年前の職人の掌を感じながら摩り下ろす。ストイックではあるが、心と体の精神が融合し、墨の中に入ることができるのである。
古梅園貯蔵の古墨を見せていただいた。古墨とは前段でもふれたが、膠が枯れて墨が落ち着く。画仙紙にもよるが筆で書くと枯れた墨が水分と煤に別れエッジによって表現でき、古墨の色をなす。
by sanmu39
| 2008-11-03 10:09
| 墨の造形
|
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